とける。

詩を書いています

とける。

気持ちいい。
気持ち悪い。


好き。
嫌い。


解ることなんて一生有り得なくて、
空っぽの宇宙の中を揺蕩っているよう。


脳髄に両手を浸したら、
眩暈がして気持ちよかった。


あなたのことを少し思い出した。


まだ迷ってない?
色んな事


いつまでも子供のまま、
抱かれている記憶だ。


選ぶことに慣れてしまった今も、
時々駄目になる。


分かっているフリで、
大人になるポーズ。


はやくここから抜け出したい、
物分かりの良いポーズ。


本当は何も、出来上がんなくてもいいよ。


このまま溶けていたい。



それともいつか、解る時が来る?